2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
鋼の雪を踏みつけて 私は彼等の屍を登るひとりぼっちの雪原のバベルの塔のてっぺんへ 荒野の夕日に椅子の影とうに居なくなった薔薇の花私は貴女の声を探している 聞こえますか、今日の羊雲私は鋼の雪を食べてただ一つの歌をうたっているただ一つの声を待って…
http://bekira.hatenablog.com/entry/2016/09/27/230833の「恋人を喪った安田短歌」へ投稿した自作短歌 ・曙の紫に似た雲に発ち 君は神へと成ってしまった ・指先でなぞった髪の色に似た 黒い縁取りにある君の名は。 ・君眠り神を屠りし夜が明け 我が目や水を…